もう何から書けばいいのかわからないんだけど、結論から。
薫さんモデルのESP D-KV-7stを買いました。
別にギターやろうとかバンドやろうとか思ったわけでもなく、ただあの日までの色んな事とか当日の流れとか全てが合致して、この楽器を手元に置いておきたいと思ったのでした。
久々に、こんな感じで、一人語り記事です。
すごく自己満足な話です。
読み方によっては「なんじゃコイツ……」って思うと思います。
批判は受け付けませぬ。
渋谷のESPミュージアムで薫さん、Dieさん、Toshiyaさんの楽器が展示されていたのはもちろん皆様ご存知かと思います。
私も過去、ミュージアムができる前、店頭に展示されているときは何度か見に行ってました。(訪問記も書いています)
しかし引っ越して、都内住まいではなくなって、職場も都内ではなくなって、
気軽に渋谷に行けなくなってしまったのです。
レポ記事のとおり、武道館も途中からしか参戦できなくなってしまいました。
ARCHE二日目なんて最後のUn deuxの途中からですよ……。
そして展示期間中も結局仕事で行けなかったのです。がっくり。
そこから数週間。
葵さんとSGZさんのファンやってる友人RさんとESPに足を運びました。
目的は、新しく出た葵さんのピックをRさんが買いに行きたい、という。
店頭にはガゼットさんの機材がずらり。
ミュージアムに行けなかった私はとりあえずどんなものなのかという思いで3階のミュージアムのほうに行ってみました。
人がいなかったので館長さんとたーくさんお話しました。
Dieさんはいかついくせにめっちゃ気さくだったとか。
1時間以上あの場にいたそうで、
自分の見て「赤いなあ」
薫さんの見て「薫君のは色が綺麗だなあ」
Toshiyaさんの見て「こんなでかいの持って演奏してるのか(←今更すぎる)」
っていちいちコメントしていたとか。
その場には長年LUNASEAのテックを勤めている方もいらっしゃって
ESPの方々皆でルナフェスを大絶賛していました。
バンド側の人からも大絶賛って本当に素晴らしいフェスだったんだな、と。
そのルナフェスも私は仕事で行けなかったんですね。
とにかく転職してからの私は仕事優先。
ちゃんと仕事してLIVEも行ってる人からすれば
「LIVE優先できる環境を選ばなかったお前が悪い」と思うでしょう。
私だって前職はLIVEのために、希望休が取れる仕事をしていました。
でもやっぱりキツかった。あの労働環境であの待遇で一生続けられない。
そう思って固定休の仕事に転職したのです。
……とまあそんな仕事の愚痴は置いておいて、
DIRへの想いをつらつらと語っていたら
「熱心で真摯なファンっていうのが凄く伝わってきたよ。ちょっと待ってて」
……と言われて、言われたとおり待っていたら、
なんと、なんと、あの展示会中に来場者にプレゼントしていたピック……
ではなくて、別の、ライブ用ピックを、持ってきてくださいました。
薫さんのピックです。
手にした瞬間、みるみるうちに涙が出て取り乱してしまった私……。
ライブレポで何度か書いていますけど、
私はライブ終わりの物投げタイムに積極的ではありません。
そりゃ運よく平和にキャッチできたら嬉しいけど、
あの無数に伸びる手の中からピックやスティックをキャッチするってすごく怖い。
本編で雪崩の下敷きになって痛い思いをしたし
ピックやらタオルやらで汚い言葉で争ってるファンも何度も見てきました。
ライブの終わりにあんなことになるなら、深追いはやめようと考えたのでした。
だからこれだけ長いファン歴なのに、このとき始めてピックに触ったのです。
意図せず号泣した私に館長さんが一言。
「本当に好きなんだね。ギターも買えば?別に演奏目的じゃなくたって、お守りみたいな感じで買う人、結構いるよ。ちょうど今、薫さんのギターが入ってきてるから」
更には一緒にいたRさん(葵さんモデルのギターを2年前に購入済み)が一言。
「一カ月に二回LIVEに行ってると思えば買えちゃうよ」
追い打ちをかけるようにESPの店員さんが一言。
「サイン入りポスターもついてますよ」
…………そんなん言われたらさ!!!!!!
「と、とりあえず、実物を見せてください……」
そして2階の売り場に戻って実際にD-KV-7stを手にしてみる私。
この重さのギターを実際に薫さんが……。
これが薫さんがいう小さい手でも握れるネック……。
薫さんの好きな紫色のラメスカル……。
「やばい。すごくかっこいい。…………欲しい。買う。買います。」
はい、早かったー。
Rさんは葵さんモデルのギター買うのに4時間悩んだそうですが
私は買う買わないで悩んだのは30分くらいだったかな。
契約書やら、クレジット審査やら……
ギター一本買うのにこんなに色々あるんですね。
展示用スタンドだとか持ち運び用ケースだとか色々つけてくれました。
最後に。
コーヒー飲みながら書類に記名していたら、突然店長さんが
「これ特別に。薫さんの使用済みピックです」
!!!!?????
そんなわけで二枚のピックが手元にやってきました。
展示期間中にESPに行けていたら、
きっと私の手元にはこのピックもギターもありませんでした。
行けるLIVEの回数が減ったことはすごく辛いです。
メンバーがファンに望んでいることができなくなったわけだから。
どこにもぶつけようのない悔しさです。
でもそんな思いは、このギターが救ってくれそうです。
ありがとう薫さん。
ありがとうDIR EN GREY。
そしてありがとうESPさん。
なんと今年で人生の半分がDIR EN GREYのファン歴になりました。
この記念すべき年が、私をこのギターに導いてくれたのだと思っています。
薫さんモデルのESP D-KV-7stを買いました。
別にギターやろうとかバンドやろうとか思ったわけでもなく、ただあの日までの色んな事とか当日の流れとか全てが合致して、この楽器を手元に置いておきたいと思ったのでした。
久々に、こんな感じで、一人語り記事です。
すごく自己満足な話です。
読み方によっては「なんじゃコイツ……」って思うと思います。
批判は受け付けませぬ。
渋谷のESPミュージアムで薫さん、Dieさん、Toshiyaさんの楽器が展示されていたのはもちろん皆様ご存知かと思います。
私も過去、ミュージアムができる前、店頭に展示されているときは何度か見に行ってました。(訪問記も書いています)
しかし引っ越して、都内住まいではなくなって、職場も都内ではなくなって、
気軽に渋谷に行けなくなってしまったのです。
レポ記事のとおり、武道館も途中からしか参戦できなくなってしまいました。
ARCHE二日目なんて最後のUn deuxの途中からですよ……。
そして展示期間中も結局仕事で行けなかったのです。がっくり。
そこから数週間。
葵さんとSGZさんのファンやってる友人RさんとESPに足を運びました。
目的は、新しく出た葵さんのピックをRさんが買いに行きたい、という。
店頭にはガゼットさんの機材がずらり。
ミュージアムに行けなかった私はとりあえずどんなものなのかという思いで3階のミュージアムのほうに行ってみました。
人がいなかったので館長さんとたーくさんお話しました。
Dieさんはいかついくせにめっちゃ気さくだったとか。
1時間以上あの場にいたそうで、
自分の見て「赤いなあ」
薫さんの見て「薫君のは色が綺麗だなあ」
Toshiyaさんの見て「こんなでかいの持って演奏してるのか(←今更すぎる)」
っていちいちコメントしていたとか。
その場には長年LUNASEAのテックを勤めている方もいらっしゃって
ESPの方々皆でルナフェスを大絶賛していました。
バンド側の人からも大絶賛って本当に素晴らしいフェスだったんだな、と。
そのルナフェスも私は仕事で行けなかったんですね。
とにかく転職してからの私は仕事優先。
ちゃんと仕事してLIVEも行ってる人からすれば
「LIVE優先できる環境を選ばなかったお前が悪い」と思うでしょう。
私だって前職はLIVEのために、希望休が取れる仕事をしていました。
でもやっぱりキツかった。あの労働環境であの待遇で一生続けられない。
そう思って固定休の仕事に転職したのです。
……とまあそんな仕事の愚痴は置いておいて、
DIRへの想いをつらつらと語っていたら
「熱心で真摯なファンっていうのが凄く伝わってきたよ。ちょっと待ってて」
……と言われて、言われたとおり待っていたら、
なんと、なんと、あの展示会中に来場者にプレゼントしていたピック……
ではなくて、別の、ライブ用ピックを、持ってきてくださいました。
薫さんのピックです。
手にした瞬間、みるみるうちに涙が出て取り乱してしまった私……。
ライブレポで何度か書いていますけど、
私はライブ終わりの物投げタイムに積極的ではありません。
そりゃ運よく平和にキャッチできたら嬉しいけど、
あの無数に伸びる手の中からピックやスティックをキャッチするってすごく怖い。
本編で雪崩の下敷きになって痛い思いをしたし
ピックやらタオルやらで汚い言葉で争ってるファンも何度も見てきました。
ライブの終わりにあんなことになるなら、深追いはやめようと考えたのでした。
だからこれだけ長いファン歴なのに、このとき始めてピックに触ったのです。
意図せず号泣した私に館長さんが一言。
「本当に好きなんだね。ギターも買えば?別に演奏目的じゃなくたって、お守りみたいな感じで買う人、結構いるよ。ちょうど今、薫さんのギターが入ってきてるから」
更には一緒にいたRさん(葵さんモデルのギターを2年前に購入済み)が一言。
「一カ月に二回LIVEに行ってると思えば買えちゃうよ」
追い打ちをかけるようにESPの店員さんが一言。
「サイン入りポスターもついてますよ」
…………そんなん言われたらさ!!!!!!
「と、とりあえず、実物を見せてください……」
そして2階の売り場に戻って実際にD-KV-7stを手にしてみる私。
この重さのギターを実際に薫さんが……。
これが薫さんがいう小さい手でも握れるネック……。
薫さんの好きな紫色のラメスカル……。
「やばい。すごくかっこいい。…………欲しい。買う。買います。」
はい、早かったー。
Rさんは葵さんモデルのギター買うのに4時間悩んだそうですが
私は買う買わないで悩んだのは30分くらいだったかな。
契約書やら、クレジット審査やら……
ギター一本買うのにこんなに色々あるんですね。
展示用スタンドだとか持ち運び用ケースだとか色々つけてくれました。
最後に。
コーヒー飲みながら書類に記名していたら、突然店長さんが
「これ特別に。薫さんの使用済みピックです」
!!!!?????
そんなわけで二枚のピックが手元にやってきました。
展示期間中にESPに行けていたら、
きっと私の手元にはこのピックもギターもありませんでした。
行けるLIVEの回数が減ったことはすごく辛いです。
メンバーがファンに望んでいることができなくなったわけだから。
どこにもぶつけようのない悔しさです。
でもそんな思いは、このギターが救ってくれそうです。
ありがとう薫さん。
ありがとうDIR EN GREY。
そしてありがとうESPさん。
なんと今年で人生の半分がDIR EN GREYのファン歴になりました。
この記念すべき年が、私をこのギターに導いてくれたのだと思っています。